町田・相模原イーストメリーウインドオーケストラ

第10回定期演奏会 / 相模女子大学グリーンホール(2015/02/21)

紙面より

第二部 “ワンナイトメリー”

おっと、そろそろあの番組が始まってしまう。ラジオのチューナーをEMラジオに合わせて…

18ジ 22フン デス

じつに中途半端な時報によって始まりを告げた番組。やたらそれっぽいジングルと、やたらそれっぽいBGM。いつもの番組じゃない気がするけど…、もう少し耳を傾けてみましょうか。

ソレッポ・イージマの “ワンナイトメリー”

始まりました、ワンナイトメリーのお時間です。こんばんは、ナビゲーターはわたくしソレッポ・イージマです。“それっぽく”いきたいと思います、お付き合いください。

今日はスタジオを飛び出しまして、相模女子大学グリーンホール大ホールより公開生放送というかたちでお送りいたします。バックバンドは町田・相模原イーストメリーウインドオーケストラ、略して“イスメリ”の皆さんです。よろしくお願いします。

ということで今日のトークはですね、イスメリ第10回定期演奏会を記念しまして、団員の皆さんから寄せられました10年間のエピソードをですね、ほんの少しですが紹介していこうと思っています。テーマは「今だから言えるごめんなさい!」と「こんなハプニングありました!」のふたつです。まあ10年やっていれば色々ありますからね、そんなことあったんだな〜と軽い気持ちで聞いていただけたらと思います。

そして番組後半ではですね、イスメリの言い出しっぺであり、現団長兼指揮者である武田祐樹さんをゲストにお招きしまして、当時の話を聞いていきたいと思っております。楽しみにしていてください。また、会場の皆様から質問も募集しております。そちらのほうにも少しお答えいただきたいと思います。こちらもね、かなり、予想以上に集まりました、本当にありがとうございます。全てはご紹介できないかなとは思いますが、こちらも楽しみにしていてください。

ということでまずはリクエスト曲、まいりましょう。今日のリクエストテーマは、イスメリ誕生年であります“2004年”です。一曲目はラジオネーム“陽気な羊”さんからいただきました、「モンスターハンターより 英雄の証」です。どうぞ。

と、いうわけで、副音声のほうも始まりました、Web担当池田です。ラジオなのに副音声とはこれ如何に? んまあさておき。今回の第二部はずばり「ラジオ風」でお送りしました。ナビゲーターをつとめますのは、“それっぽい”ことをさせたら団内一、ホルンパートよりの使者ソレッポ・イージマです。よろしくお付き合いください。

第二部はじめにお送りしましたのは、超人気ゲーム「モンスターハンター」シリーズより「英雄の証」です。10周年を記念して、イスメリの生まれ年である「2004年」をテーマに構築していった今回の第二部。“モンハン”シリーズの一作目が同年リリースとのことで、ちょうど2015年現在またCMなどでも聴く機会の多かった「英雄の証」を取り上げてみました。唸りまくるホルンが要なこの曲ですが、パート内唯一の男性ホルン奏者を司会に取られているホルンパートのお気持ち、一応察しておきます。

引き続き、番組に耳を傾けてみましょう。番組ナビゲーターなのかイスメリ関係者なのか、徐々に設定のブレていくソレッポさんに注目です。長くなる予感しかしないゾ。

さあ続いてお便りコーナーまいりましょう。団員の皆さんから寄せられたエピソードを紹介していこうというコーナーです。ひとつめのテーマは、「今だから言えるごめんなさい!」です。もうこれは、いろいろありました。10年って経ってみるとあっという間ですけど、振り返ってみるとやっぱり長いんだな〜って実感しましたね。あの頃はああだったけど、今なら笑って言えるということがね、沢山ありますからね。時の偉大さ、って言うんでしょうか。

ではまず一通目です。ラジオネーム“ジョニーデップ”さん、男性です、ありがとうございます。「僕はイスメリ結成メンバーの一人です。ただ正直言って、当時は『どうせ長続きはしないだろうな〜』と思っていました。先輩がアツく語っているのを聞きながら『ふ〜ん、なにか楽しそうなことやるんだ〜』くらいにしか思っていなくて、2年間様子見をし、正式に入団したのは第三回の定演からなんです。それ以降その考えは改まりましたが、まさか10年も続くなんて…。あのとき軽く見ていてごめんなさい!」ということですね。

…2年。だいぶ様子見ましたね。でもこれはどうなんですかね、当時のメンバー的には、みんなここまで続くというのは予想していなかったんじゃないかなと思います。何年続けようとか遠い未来を見つめるよりも、その時その時でただやりたいことをやっていて気付いたら今、10年経ってた、みたいな感じなんじゃないでしょうかね。え〜、現在(いま)の連続が未来をつくる。っていうことでしょうかね。

もう一回言いましょうか?

現在(いま)の連続が 未来をつくる(ソレッポ・イージマ)

…ということでね、そういうことですね。(だいぶ中略)以上、「今だから言えるごめんなさい!」でした。

さあ続いてのリクエスト曲、まいりましょう。ラジオネーム“東のメリー”さんからです。「ソレッポさんこんばんは」こんばんは。「私はジブリ作品が大好きで、なかでも一番好きなのが『ハウルの動く城』です。ハウルがもう格好良くて、観る度にドキドキしちゃいます。それに曲も綺麗なので好きです。調べたらたまたま2004年公開だったのでリクエストしました」ということですね。ハウル、かっこいいですよね。ま、ぼくはカルシファーが好きですけどね。(粋な曲解説は割愛)それでは聴いていただきましょう、「『ハウルの動く城』より 世界の約束〜人生のメリーゴーランド」メドレーで、どうぞ。

はい、服音声池田です。これね、このあたりは全てソレッポさん作の原稿あるはずなんですが、手元にないので全て録音から書き起こしております。無駄な労力って、多分にイスメリの裏テーマだと思うんですよね。

というわけでね、わたしまで喋り口調になってきましたが、もうこのページは喋り倒すと決めました。時間を大切にされる方はこちらをクリックしていただければ第三部のページに飛びますのでどうぞお進みくださいね。Googleに飛ぶほうも一応作っときます。閑話休題、二曲目にお送りしましたのは「『ハウルの動く城』より 世界の約束〜人生のメリーゴーランド」でした。美しいピアノソロや、手前味噌ですがわたくし池田による4年ぶりくらいの鍵盤ハーモニカソロなど、様々な音色でお楽しみいただけたのではないかと思います。

さて、CMも明けたようですので、またソレッポさんのトークに耳を傾けてみましょう。

スタジオの模様はライブカメラでご覧いただけません

さ、またお便り紹介していきます。ふたつめのテーマは「こんなハプニングありました!」です。これもね、もう出るわ出るわ、いろいろありました。早速読んでいきましょう。(本当に出るわ出るわだったので割愛しまくります。カットされちゃったエピソードの方、お許しを)

ラジオネーム“ラスト侍”さん、女性です、ありがとうございます。「イスメリも幾度の本番を経験してきましたが、たった一度だけ、指揮者である武田君が演奏曲の終着地点を見失ったことがあります。大曲のラストだったため、団員の集中力も限界。しかしとっさに立て直した武田君と、アンテナビンビンで空気を読み合った団員の力で無事着地。後にも先にもあのハプニングが一番感動的なのでは?と思います」ということですね。

これ、ありましたね。“あの曲”ですよねこれは。言います?(指揮者をチラ見)  …言わないということでね、えー、まあ確か第五回のメインだったと思います。気になる方はYouTubeで探してみてもらいたいと思います。やっぱりなんだかんだ曲中が一番緊張しますからね、こういうのは多いと思います。平然と吹いてるようで内心ドキドキ、っていうのはよくあることですね。

本番は何かが起きる、というんですかね、たとえば他にもですね、これ持ち替え楽器のある方ですね「楽器を持ち替える前に曲が始まっちゃった」これが二回あったということで、あと「出血した」方がいましたね。えー、何があったんですかね、熱がこもりすぎたっていうことでしょうか。あとですね、本番以外でもいろいろあるんですね、たとえばですね「練習中ぎっくり腰になった」という方もいます、これ二名いました。あと「じんましんが出た」とかありますね、これ、…下手すぎて、とかですかね、分かんないですけど。そんなところですかね、他にもいろんなことがありました。振り返ってみるとほんとにね、10年長いな〜という、ただその一言に尽きると思います。というわけで、「こんなハプニングありました!」でした。

さあそれではリクエスト曲まいりましょう。ラジオネーム“風に吹かれた桶屋”さんからのリクエストです。「ソレッポさんこんばんは」こんばんは。「2004年といえば、平井堅さんの『瞳をとじて』に決まっています。映画の主題歌としても有名ですが、僕はただこの歌が好きです。平井堅さんの優しい歌声に、いつ聴いても何度聴いても癒されます」ということですね。

映画はこれ、「世界の中心で、愛をさけぶ」ですね。一大ブームになりました。確かにね、平井堅さんの歌声本当によかったですよね。ただ残念ながら今日はもちろん平井堅さんいらっしゃいません。代わりにユーフォニアムの音色でお届けしたいと思います。ユーフォニアムも、平井堅さんに負けず劣らず優しく暖かい音色ですよね。それではイスメリユーフォニアムズの皆さんには、舞台の中心で愛をさけんで、否、愛をうたっていただきましょう。「瞳をとじて」です、どうぞ。

はい長かったですね。舞台上の全員の頭上に「?」マークが浮かんだという「終われない事件」も、もう5年前。今や当時を知らないメンバーも多いのではないでしょうか。それからすみません、出血したのはわたしです。シンバル叩いたら、スネアに血が飛んだんです。舞台上でティッシュと絆創膏を求めたのはレアな体験でした。助けてくださーい!って。そう、セカチューみたいにね。

ということからの、三曲目は「瞳をとじて」。イスメリが定演でこういう曲をやるのは非常に珍しいです。でもちょうど素敵な譜面もありましたので、ユーフォニアム4人というインド人もびっくりなソロ回しでお送りいたしました。この数ヶ月後ですね、ユーフォニアムを一躍有名にしたアニメが放送され話題を呼んだのは。ちょっと時代を先取りしてしまいました。

さあ、番組も終盤。ここからはゲストが登場ということで、腱鞘炎覚悟の書き起こしに入りましょうか。録音ファイルの時間を見たら10:26とか出てます。嫌な予感しかしないゾ。

スペシャルインタビュー企画:
ソレッポ・イージマ × 武田祐樹


さあというわけで番組も後半に差し掛かっております。ひとりで喋るのもちょっと疲れてきました。ここでトークゲストをお呼びしましょう、武田祐樹さんですよろしくお願いしまーす!
「よろしくお願いします!(野太い声で)」

とりあえずここまでお疲れ様です
「ありがとうございます」
改めて面と向かうと照れくさいですが−
「そうですね」
本題に入りましょう。まずはね、やっぱり結成時のお話を聞いていきたいんですが。楽団を作ったきっかけっていうのはなんだったんでしょうか
「そうですね、僕がまだ高校二年生のときに町田市民吹奏楽団(以下市吹)という老舗の吹奏楽団がありまして、そちらに一年間だけお世話になっていたんですが、入って一年で潰れてしまいまして、高校を出てから仲間と吹くところがないというところで、『じゃあ立ててしまおう』と思って作りました」
なるほど。もし市吹が潰れてなかったら、そのまま市吹でやってた、という−
「そうですね、もう、作る必要もないですからね」
確かに。ただ、楽団って『作ろう』と思ってそう簡単に作れちゃうもんなんですかね
「できましたね(笑)」
(笑) どうやって、作ったっていうか−
「最初はもちろん僕たちも作り方っていうのは分からなかったので、他の市に、同じように高校の仲間たちで立ち上げたという吹奏楽団さんがあったので、そこまで話を聞きに行きまして、いろいろと資料を頂いたり秘訣を聞いて、自分たちで作りましたね」
なるほど。そのメンバーが、主に“成高”生だったんですかね
「そうですね、都立成瀬高校というところに通っていたんですけども、そこの同じ吹奏楽部の友達と」
ファミレスで作ったという噂が−
「そうですね、成瀬のサイ○リヤですね」

一般の団員、成高生以外の団員が入団してきたのはいつぐらいからだったんですかね
「えっとですね、立ててから一年くらい経ってからようやく一般の方が入ってきました。ですから一年間は仲間内だけで細々とやっていました」
そこからどんどん入って、順調にここまで…大所帯になりましたけども
「そうですねえ」
どうですか、10年間を振り返ってみて
「そうですね、もう本当に長いようで短かったというか…。毎週土曜日に集まって練習してるんですけどもう生活の一部と言うか、むしろもう本当に、この楽団での活動が自分の生活の…、土曜日(※イスメリの練習日)が中心に回ってるので(笑) 生活が変わりましたね。本当に、短かったです、はい」

ソレッポさんは客観的に見て「10年長い」と言っていましたが、一番の当事者である武田氏からするとやっぱり短かったようですね。とはいえ話せば長くなってくるもので、ここではほどほどに割愛しながら進めていきましょう。

それではですね、ここで会場の皆様から質問がたくさん届いておりますので、いくつかお答えいただきたいなと思うんですが
「はい!」
まじょ…まずはですね、ラジオネーム“うおっちイェイ!!”さんからですね。ありがとうございます。「最年少、最年長団員ってどなたですか!?」という−
「ほらきた!こういう質問」
こういう質問がね、くると思ってたんです(笑)
「じつはですね、こんなに皆さんからの質問が集まると思わなくて、サクラの質問いっぱい用意してたんですね。まあでもこれは鉄板ネタだろうと思って、一応こういう質問は作っておいたんですけど、ありがとうございます」

文字にすると結構失礼なくだりですね(笑) サクラの質問についてバラしちゃってますが、当日このコーナーでお読みしたものは実際に会場でお寄せいただいた質問です(※当日はロビーに質問ボックスを設けていました)。到底ご紹介しきれない数の質問をいただきました、本当にありがとうございました。

そしてこの最初の質問、最年少団員は17歳、最年長はおそらく69歳でした! 最年少メンバーはなんと、団内にお母さんもいらっしゃいます。最年長団員さんに関しては2年前に詳しく語っていただいていますのでそちらをご覧ください。「『じぃじ』には見えない」とか書いておきながら、今ではわたくしすっかり「じいや」と呼んでおります、大変申し訳ございません。

それでは続いての質問ですね、ラジオネーム“ミー君”さん。ありがとうございます。「どうして無料で演奏会を見れるのですか?」
「これも、じつは用意してたんですけどね! まさか、まさかこの質問をいただけるとは、ありがとうございます。よかった。ええとですね、勿論このホールをお借りしたりですとか、普段の練習場所を確保したりっていうのはお金がかかってくることなので、団員から月々『団費』というかたちでお金をいただいて、それを資金源にして活動してます。はい。お金がかかってます…吹奏楽は…」
そうですね(笑)
それじゃ、続いての質問です。“メガネの葉加瀬太郎”さん、ありがとうございます。「団員さん全員が学生時代(幼少の頃)から楽器をやっていた方々なのですか?」ということなんですが…どうですかね、ちょっと訊いてみます?

舞台上での挙手制にしてみたこの質問。中学〜高校から始めた、というメンバーが一番多かったのですが、社会人から始めたというメンバーもちらほらいたようです。逆に「3歳から」みたいな英才教育系のメンバーはいませんでした。吹奏楽の場合、やはり学生時代に部活として始める人が多いようですね。

「社会人になってからでも間に合う!と、いうことで、お待ちしておりますので…はい、今すぐ、楽器を買いに行きましょう」

これ最後にしましょうかね、ラジオネーム“サンダー林”さん。「本番やその後の第二本番のイスメリ独特な儀式はありますか?」
「そうですね! えーと、まあ始まる前ってのは特にないんですけど、今日も管楽器みんな始まる前に下の部屋に集まって、まったく合わない『お〜』っていうのやったんですけど。なんかパートによっては一緒に栄養ドリンク飲んだりとか、本番前にやってますね。あとは“第二の本番”、このあと打ち上げのことですけども、ここ数年は最初に必ず『すべてはこの時のために』という掛け声で始めてます(笑)」
一年間の頑張りがこの瞬間のためにという、そういう一言ですね。

ほかにもたくさん頂いたんですが時間が来てしまいました。お答えできなかったぶんはホームページでお答えできたらなというのをちょっと考えておりますので、ぜひぜひチェックのほうをしてみてください。というわけでゲストは武田祐樹さんでした、ありがとうございました!

「ありがとうございました〜!」

「お答えできなかったぶんはホームページで」まじっすか…、というわけで、チェックせどチェックせど答えの見つからなかった方おられましたらお詫び申し上げます。なにせまだお答えできておりません…(笑) このレポートの最後のほうにでも付録として付けられたらいいなと考えながら執筆中ですので最後までお読みいただければ幸いです(最後にある保証もありません)。

栄養ドリンクは低音パートの恒例行事

さあというわけでね、貴重なお話が聞けたかと思います。ちなみにですね、武田君がこう舞台の上で今しっかりと喋っていましたが、おそらく、こんなに喋るのはイスメリ史上初なんじゃないかと思います。貴重な肉声でした(笑)

そろそろ、お別れの時間が近付いてまいりました。最後のリクエスト曲、まいりましょう。ラジオネーム“町原シープ”さんからのリクエストです、ありがとうございます。「ソレッポさんこんばんは」こんばんは。「私にとって2004年といえば『スウィング・ガールズ』です。当時中学生だった私は、この映画を観て『音楽って楽しそうだな〜』と思い、高校に入ってトランペットを買い、吹奏楽部にはいりました。社会人になって楽器を吹く時間はほとんどなくなってしまいましたが、今でもたまにケースから出してお手入れをしています」ということですね。いやもう、お手入れだけじゃなくてぜひぜひまた吹いていただきたいと思いますけどもね。

でも確かにあの映画で楽器を始めた方、多いんじゃないでしょうか。イスメリメンバーにも実際「スウィング・ガールズ」を観て「また楽器始めよう」と再開したメンバーもいました。特に最後の演奏シーンが格好良かったですね。そして最後に演奏していた曲、これはもともと有名なナンバーでしたが、この映画でまた一躍有名になったんじゃないかと思います。というわけで、この番組もこの曲「シング シング シング」でお別れしたいと思います。ここまで聴いていただきありがとうございました。お相手はソレッポ・イージマでした。また機会があったらお会いしましょう、ばいばい!

ソレッポさんお疲れ様でした。そして無駄な労力で書き起こしたわたしもお疲れ様でした。ソレッポさん、最終的にはゲストのこと「武田君」なんて言っちゃってましたが、もしかすると旧知の仲なのかもしれません。もしくは高校時代の先輩後輩とか。

というわけでラジオ風に「イスメリ生まれ年2004年」をテーマにお送りしてきました第二部、ラストを飾りますのは「シング シング シング」です。東京ディズニーシーの超人気ショウ「ビッグバンドビート」でもミッキー様の一番の見せ場となっている曲ですね。

ドラムのソロから始まり、後半ではトランペットやクラリネットなどのソロが要となってくるこの曲。終盤の長〜いクラリネットソロは本番もほぼ奏者にお任せのアドリブコーナーとなっていたため、いつ終わるかいつ終わるかと神経を集中させていなければならないという、吹奏楽としては珍しいスタイルでした。練習でも毎回ソロ終わりのタイミングが違っていて、たいへんエキサイティングだった記憶があります。緊張の甲斐あってご好評もいただき、第三部への良い橋渡しとなったのではないでしょうか。

シングシングシングもクライマックス!

今回の第二部、正直に申し上げましてかなり練りました。テーマと選曲までは早くに決まっていたのですが、料理の仕方がなかなか定まらずに、A案B案C案とだいぶ紆余曲折したような気がします。ソレッポさん(の中の人)が最終的にまとめあげてからも、実際にトークを入れながらのシビアな曲間練習など、例年より明らかに真面目に作りました。第三部はじめの司会にてMC松坂さんがものすごく悔しそうにソレッポさんへの嫉妬トークをされていたのが成功の証拠かなと!思います(笑)

あ、ちなみにアタマの時報ですが、おめでたのため出演できなくなってしまったメンバーにお願いしてリアルタイムで読んでいただいたものです。いまは無事お子様も産まれ、すくすく育ってます! 親子二代でイスメリに入ってもらえる日も来るか…?!

休憩ののち第三部となります。まだまだ盛り沢山です!